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2008年5月24日 (土)

道路特定財源について考える~その5~

5月13日に再議決により成立した「道路整備費の財源等の特例に関する法律の一部を改正する法律」について、まとめたので、報告します。

道路特定財源に対する考え方の比較

Road08matome

法的拘束力はないが、閣議決定で来年度より一般財源化する事を決定したのは、半歩前進といえる。

なぜなら、一般財源化するのであれば、使途は限定されないので、予算の取り合いになり、少なくとも、ムダな道路を整備したり、法外なタクシー代や、レク費などのムダ遣いを行なう余裕がなくなる事は、間違いない。

今秋から、一般財源化された財源がどのような目的に使われるのか、道路整備計画の見直しについて、議論が行なわれるので、今後の国会の動きを注目したい。

私の道路特定財源に対する考え方は、下記のとおりである。

・道路特定財源は全て一般財源化する。

・暫定税率を全て廃止、本則とする。(ただし税率については、要検討)

・揮発油税は、炭素税として改め、バイオエタノールや電気自動車、水素自動車等を利用することで、消費者が価格的インセンティブを得られるよう、税率を設定する。

・揮発油税の現行暫定税率相当分は、地方税として全て地方に委譲し、地方で税率を設定できるようにする。

・道路整備計画は、全て見直す。

石油を使えば、CO2を排出され、温暖化に影響を及ぼす事は、自明であるから、ガソリンに高率の税がかけられる事は、至極当然の考え方、一般財源化するのであるならば、税率は、下げるべきといった考え方自体が、時代遅れといえよう。

環境先進国であるドイツやスウェーデンにおいては、ガソリンに日本よりも高率の税がかけられており、使途は、限定されていないことから考えても、一般財源化、炭素税化は、当然の流れだと、考えている。

ガソリンの税負担率 日本44.6%<スウェーデン62.2%<ドイツ63.9%

参照:財務省OECD諸国のガソリン1リットル当たりの価格と税(2007年第2四半期)

また、道路整備の問題は、現場をもたない国が使途を決めているため、ムダな道路整備がされ続けてきた歴史がある。

よって、財源を地方に移譲し、道路を整備するのか、医療や福祉といった他の用途に使うのかを、地方の住民が判断するのが、地域主権時代に則した考え方だと思う。

果たして、どのような結論に落ち着くのか、注意深く国会の審議を見守るだけでなく、今後も、自分の考えを主張していく所存である。

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コメント

今は、(高齢者医療問題)、昨日の厚労大臣のように財源不足問題から消費税も視野に考えねばならない、トアル国は25%だと、日本と比較も出来ない暴論までもちだし、大臣お前までもか気分だった。 又、 少し前は(暫定税制問題)、とその時々のミクロな点のみをマスコミはこぞって取り上げ、そのあげく政治家にムニャムニャとごまかされ,ことごとくその重要な諸問題はウヤムヤのまま終わり、官僚政治の餌食とされている。    事の、根源は、もっとマクロな点にあり、論ずべきは、  国の総収入(財務省もその全てを本当に掌握しているのか?)、ここの、支出をほとんどの国民が我が家の家計簿を見るがごとくに,公表して始めて, 何を決め、何を論ずべきか、またそれぞれのバランスを決められるのではないでしょうか。さもないと、今日の厚労大臣の言葉ように、何々年には、成人と老人が、1対1となるので、相応の負担を考えねば国は成り立たなくなるとの事。 最もであるかもしれないが、まずは国税総額からのバランスを観て配分を検討できた、その後に始めて、全ての増税等の、議論・・議論を許されるのではないでしょうか。

投稿: qoma2th | 2008年5月24日 (土) 10時42分

コメントありがとうございます。

私の考えは下記です。

・社会状況を正確に把握する(少子高齢化・医師不足・国の借金など)
・税収の中で、どのように予算配分し上記の問題に対応するのか(選択と集中)
・歳出の中で、ムダを徹底的に排除する

以上を行なったうえで、消費税の増税を議論すべきだといえます。

上記3点をおこないもせず、年収200万以下の民間給与所得者が1,000万人を超える格差社会が進展し、かつ、課税最低限所得が低い日本において、他国と比較して消費税を増税すると言うのは、暴論です。

投稿: 税金知郎 | 2008年5月25日 (日) 20時52分

バイオエタノールについては食糧物価の高騰と途上国の森林破壊や貧困を招く大きな要因であるとして、先進国を中心に批判の声が高まっているのはご存知かと思います。

電気自動車や水素自動車の実用化にはまだ時間がかかりますので、当面はハイブリッド車かエクストレイル・ディーゼル車への欧州レベル並みの減税措置が妥当かと思います。逆にランドローバーなど4輪駆動車などには高額の税制が望まれます。

先頃、ドイツやEUでもこのような決議が下されたところです。
http://www.news.janjan.jp/world/0804/0804235563/1.php
http://game.excite.co.jp/News/world/20080524150000/20080524E30.069.html

投稿: エコロ | 2008年5月29日 (木) 11時32分

エコロさん
コメントありがとうございます。

バイオ燃料については、食糧を原材料にするものは、不可と考えていましたが、それだけでは現実的な解決策には、ならないようですね。

電気自動車や水素自動車の普及も、まだ先となると、ハイブリット車の推進が現実的な策ですかね。

食用廃油や“おから”から、バイオ燃料を作る取組みもあります。
環境負荷もなく、食物の高騰などの影響もないと思いますが、いかがでしょうか。

“おから”からバイオディーゼル
http://www.shizuokayuka.co.jp/
廃油回収バイオディーゼル
http://www.aburatou.co.jp/bdf/

投稿: 税金知郎 | 2008年5月29日 (木) 17時29分

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